マンションを資産価値で選ぶブログ

元不動産営業でFPのmansioniaです。「マンション選びを資産価値で考える」をテーマにお送りします。

マンション購入時に考えたい「よい立地」とは

マンションを資産価値で考える場合、もっとも重要なのが「立地」です。よい立地とは何でしょうか。リセールバリューを考えるうえでも立地は外せません。

「よい立地」は人によって異なる

元も子もない話ですが、良い立地に正解はありません。人それぞれ違うのです。シングルやDINKSであれば通勤に便利な立地が最適でしょうし、ファミリー層であれば子育てや教育環境がよい立地が良い立地となります。

ただし、資産価値でマンション購入を考える際に私の経験上で申し上げるなら、よい立地とは最寄り駅から徒歩3分以上、10分以内がそれに該当するといえるでしょう。徒歩3分というと距離にして240M、徒歩10分だと800Mです。

最寄り駅から3分以内だと、そこは商業地域であることが多く、長期的にみた場合に周りに居酒屋やパチンコ店、風俗店など何が建つかわからないというリスクがあるので注意が必要です。子供の教育環境としてもあまりよろしくはないことが多いでしょう。

一方で、徒歩10分以内としたのは、あくまでも「実際に歩いてみての徒歩10分以内」に限ります。不動産公正取引委員会による徒歩1分は80Mという規定どおりに表記された徒歩10分は歩いてみると坂道や信号などの影響で徒歩10分でないことが多いです。しっかりと現地を歩いて、自分の足で徒歩何分かを見極めましょう。

歩いてみて徒歩10分以上だった場合、その物件の資産価値は相当さがると考えて間違いありません。徒歩10分以上のエリアは戸建て向けとも言え、マンションの利便性が失われるエリアであるとも言えるのです。